2005/ 5/ 2

平成16年度 家畜輸出入に関するセミナー 要旨

 「平成16年度 家畜輸出入に関するセミナー」が、平成17年3月22日(火)13時30分から、森永プラザビル (東京都港区。
場所詳細:Yahoo-Map) にて行なわれました。


河内野 様 米国産牛肉の輸入停止措置に伴う価格・需給の動向等
農林水産省 生産局 畜産部 食肉鶏卵課
食肉需給班需給第2係長 河内野 様

<http://www.maff.go.jp/>

■肉の供給量や輸入量について
  配付資料から,以下の過去2年間の推移及びそれらの動向について説明がなされました。
  • 食肉(牛肉,豚肉,鶏肉)の供給量。輸入量と国内生産量の数値
  • 牛肉の供給量(国産,米国産,豪州産,ニュージーランド産,その他)。輸入量割合の変化
  • 豚肉の輸入量割合の変化(米国産,デンマーク産,カナダ産,メキシコ産,その他)
  • 鶏肉の輸入量割合の変化(ブラジル産,タイ産,中国産,アメリカ産,その他)
■肉の価格について
  配付資料から,以下の過去2年間の推移及びそれらの動向について説明がなされました。

  • 牛肉小売価格(国産,輸入肉)
  • 輸入牛肉の国内卸売価格
  • 国産牛枝肉卸売価格
  • 牛肉小売価格(国産,輸入肉)
  • 輸入豚肉の国内卸売価格
  • 国産豚枝肉卸売価格
  • 鶏肉小売価格(国産,輸入肉)
  • 輸入鶏肉の国内卸売価格
  • 国産鶏肉卸売価格
  • 指定肉用子牛の平均売買価格の推移(黒毛和種,褐毛和種 他)
  • 指定肉用子牛の平均売買価格の推移(乳用種,交雑種)

■畜産物の原産地表示について
  配付資料から説明がなされました。


松本 様 軽種馬の登録制度について
財団法人 日本軽種馬登録協会
常務理事 松本 様

<http://www.irhr.irao.ne.jp/>

■軽種馬におけるマイクロチップによる個体識別法の導入について
  配布資料から,マイクロチップによる個体識別についての詳細説明がなされました。
国際的な動向
簡便かつ精度が高いこと等から、1993年以降サウジアラビア、イギリス、アイルランド、フランス、
オーストラリア、韓国等の主要競馬開催国において導入・普及されている。米国においても導入が
決定されている。
日本国内での状況
軽種馬の個体識別は、外貌上の特徴を視覚的に確認する方法が採用されているが、取り違え防止等
いっそうの公正確保の徹底と効率的な軽種馬管理に資するため、マイクロチップ導入の機運が高まっている。
マイクロチップ埋め込み/読み取り等の詳細、その利便性について
配付資料より、マイクロチップ本体、読み取り原理、埋め込み部位等の説明。
マイクロチップの導入計画について
現在、2007年に生産される子馬からマイクロチップの埋め込みを開始する方向で準備を進めている。
■最近の登録等の状況について
  配布資料から,軽種馬登録の概要及び近況についての説明がなされました。
  • 各種登録について
  • 繁殖登録頭数の推移
  • 輸入馬登録申し込み頭数の推移
  • 輸出頭数の推移
  • 地区別血統登録及び繁殖登録申し込み状況
  • 馬名登録状況
■馬の個体識別について
  配布資料から,外貌の特徴及び個体識別についての説明がなされました。

JLTA 事務局から マイクロチップについては、 Googleなど検索サイトを利用して各種情報を入手できます。


野々宮 様 動検検疫について
農林水産省 動物検疫所 検疫部 動物検疫課
検疫課長 野々宮 様

<http://www.maff.go.jp/aqs/>

  別紙資料「動物検疫について」により、動物検疫所の組織、動物検疫の目的と検疫対象物、
動物検疫所の配置と指定港及び家畜衛生体系等について説明がなされました。
1.動物検疫の概要
動物検疫の沿革、動物検疫所の組織や国内の配置、指定港、検疫対象物とその目的、
動物の検査の流れなどの説明。
2.検疫統計
過去5年間の主な動物の輸入割合、輸入の推移、輸入頭数及び仕出地域などの説明。
3.IT対応
動物検疫所WEBページ、農水省のシステムを活用した電子申請についての説明。
JLTA 事務局から 動物検疫所は、 動物検疫所ホームページ にて各種情報を公開しています。